減量生活4日で!

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【重要】減量モードの生活を4日継続すると基本体重が減少します。

あと、少し話がそれますがどこかに書いておかないと書き忘れそうなのでここで書いておきますが、

減量方向の生活(主に食事・運動・睡眠)を4日継続すると体重のベースが1kgとか0.5kgとか減ります。
4日継続する前、例えば3日目でどか食いすると、2日目には一時的には体重は減りますがすぐに元の体重に戻ります。

一時的な減量ではなく体的にというか脳みそ的に基本体重・ベース体重を減少したままにするには、減量方向の食事・運動を4日(人によっては3日かも)継続する必要があります。

『脳みそ的に基本体重・ベース体重』って意味わかりますか?
例えば今70kgだとします。
マクロ管理法のPFCバランスを考慮した上でちゃんとしたダイエット方法でもって減量方向の生活を4日継続すると脳みそ的に69kgでも餓死しないと判断して『脳みそ的に基本体重・ベース体重 = 69kg』に変化します。

4日継続する前、例えば3日目でどか食いすると2日目あたりまでは一時的には69kgに減少しますが、『脳みそ的に基本体重・ベース体重 = 70kg』のままなので、体的に・脳みそ的にどか食いした摂取カロリーの余剰分を使って70kgに戻そうとします。

この『4日』という日にちは私が1回目のダイエット中に気づいた減量確定の期間です。
たぶん個人差あるかもしれませんし、40代ではなく20代なら4日ではなく3日とか2.5日とか短くなると思います。

痩せる方向の生活を4日継続する。

確実に言えることは、ダイエットは3日坊主ではダメということです。

これ、重要なので覚えておいてください。

余剰カロリーがすぐに脂肪になるわけではありません。

食べ過ぎたことで生じた余剰カロリーですが、すぐに脂肪になって太るわけではありません。
厳密には、余剰ぶんの糖質と脂質は分解され一旦肝臓に運ばれおよそ48時間一時保管されます。

細かい説明はだいぶ端折って書きますが、この間にエネルギーが不足すると肝臓に一時保管されたぶんが遊離脂肪酸となり血中を流れ、必要な箇所でエネルギーとして使われます。
血中の余った遊離脂肪酸がまた肝臓に行くと保存され・・・を繰り返して、それでも余ったぶんは最終的には脂肪となり今度は本当に太ります。

食べ過ぎたわけでもない状態の時にエネルギーが不足すると、肝臓内の一時保管ではなくすでに体に蓄積された脂肪を分解して遊離脂肪酸を生成して血液に回します。
この状態でエネルギー消費すれば痩せますが、先ほどと同じで、血中の余った遊離脂肪酸がまた肝臓に行くと保存され・・・と同じパターンになります。

極端に言えば、この時の遊離脂肪酸を消費すれば体重減少し、血液中に流れた遊離脂肪酸が余れば肝臓でまた一時保管し、48時間経過しても余れば脂肪に戻り太ります。

 

つまり、

食べすぎてもその後48時間以内にどうにかすれば『なかったこと』にできます!

 

遊離脂肪酸や代謝のメカニズムの話は難しいのでトップページではこれくらいにします。
あとで記事にします。

 

肝臓の話がでたのでアルコールについて少し解説します。

ダイエット中のアルコールが一般的にはダメと言われるのは、肝臓の機能に関係しています。

アルコールは生命維持にとって別に必要不可欠ではなく、逆に脳みそ的には『毒』です。アルコールを摂取するのは人間だけです。

多少のアルコールならダイエットに影響少ないですが、一定量以上のアルコールを摂取すると肝臓的には遊離脂肪酸どうこうとかすでに蓄積された脂肪どうこうとか言ってる場合ではなく、最優先にアルコールを分解しようとします。
この間の余剰カロリーの処理は後回しにされ脂肪になる確率が高いです。。。
男を磨くダイエット法(13) ダイエット中の食事やお酒との付き合い方は?
こんにちは! パーソナルトレーナーの片岡です。今回は、ダイエットにおけるお酒の考え方についてです。

私はこれを理解した上でダイエット中もほぼ毎日お酒を飲んでいました。
でも、40代でもちゃんと痩せることはできます。

まあダイエット中はアルコール飲まないほうが痩せやすいのは確かです。。。

脂肪は減らしたいけど、ゼロにすべきではありません。

脂肪、正確には中性脂肪を限りなく減らしたいためにダイエットで減量するわけですが、40代に限らず、中性脂肪をゼロにすべきではありませんし、中性脂肪をゼロにするくらいのダイエットは過酷すぎて実際は無理です。

むやみに『脂肪は敵!』のように錯覚しますが、脳みそ的には脂肪は万が一の時のためのエネルギーの貯蔵庫です。
脳みそは生命維持が最優先、万が一餓死しそうになったら脂肪を分解してエネルギーを供給します。
そうすることで死を回避します。

石器時代とか考えれば理解できますかね。
次の獲物がいつ確保・摂取できるかわからないので、脂肪として蓄えておいて生命維持します。

 

少し話がそれますが、脂肪の元となるたんぱく質・脂質・糖質ですが、イメージとして大まかに言うと

たんぱく質・・・筋肉・臓器・肌・髪・爪を作ったり、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作る。

脂質・・・栄養の吸収・運搬、細胞膜・脳神経組織・ホルモン・遺伝子の材料、体温の調節、(n-3系脂肪酸は)血栓・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・アレルギーの予防になります。

糖質・・・素早くエネルギー供給するために使われる。

脂肪が全くないとお腹が空いた時にぶっ倒れたままあの世行きです!

あと、脂肪には外部の衝撃から内臓を守る役目もあります。

とはいえ、私含めてこのサイトをご覧になっている40代の人にとっては脂肪は減らしたほうが良い人が多いと思います。
BMI20切るくらいまでは、何も気にせず『脂肪は敵!』でOKです。

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