ダイエットと食事

この記事は約75分で読めます。

 

    1. 【食事】
      1. どのダイエット方法で食事するのか(PFCバランス)
        1. ★低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)
        2. ★ケトジェニックダイエット
        3. ★低脂質ダイエット
        4. ★その他のダイエット
      2. いつ食べるのか(摂取する時間・回数)
        1. スモールミール(少量多食)とは?
        2. 1日3回朝昼晩食べる必要があるのか
        3. 朝昼番の食事の比率は?
        4. 夜食べ過ぎは太る?
      3. 何を食べるのか(摂取する食材・栄養素)
      4. ★チートデイで停滞期を脱出する
    2. ★ここまでのまとめ【食事】★

【食事】

マクロ管理法によるPFCバランスを計算するの箇所で各数値を入力して『計算する』のボタンを押してないと以下の説明が意味不明になるので、まだの方はポチポチしてきてください。

多くの論文・プロスポーツ関係の人・データが新しいダイエットブログ等で認知あるいは信憑性のあるデータ付きで効果が確認されているダイエット方法としては

・低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)
・ケトジェニックダイエット
・低脂質ダイエット

あたりがメジャーですが、このページの上のほうであなたが入力して算出された

基礎代謝量・BMI・総摂取カロリー
基礎代謝量: kcal
BMI値:
総摂取カロリー: kcal

PFCバランス
たんぱく質(P): g ( %)
脂質(F): g ( %)
糖質(C): g ( %)


1日 Lの水を小分けして摂取しましょう!

上記の総摂取カロリーを守ってさえいれば、

・低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)
・ケトジェニックダイエット
・低脂質ダイエット

どのダイエット方法でも、多少手を抜いても40代でもしっかり痩せることが可能です。

ダイエット方法の種類によってたんぱく質・糖質・脂質の摂取目安が異なりますので、上記PFCバランス内でたんぱく質・糖質・脂質の調整します。

例えば、低糖質ダイエットでは糖質の量を抑える必要があるので、上記PFCバランスでの糖質の量を減らしたぶんをたんぱく質あるいは脂質に振り分け、トータルの総摂取カロリーが同じくらいになるように調整します。

たんぱく質(P)・・・1g=4kcal
脂質(F)・・・1g=9kcal
糖質(C)・・・1g=4kcal

超低カロリーダイエット(VLCD)はしっかりしたダイエット知識がないと栄養失調になるので、チャレンジする場合はこのサイトに書いてあるもの全て一通り読んでからにしてください。

注意点さえ気をつければ、超低カロリーダイエットでも栄養失調にならずに減量可能※1ですが、40代では若い頃ほど無理は通用しませんので気をつけてください!

超低カロリーダイエットをやるなら全ページ読んでから、でお願いします。

※1 3回目のダイエットは『ほぼ筋トレなし・有酸素運動なし・超低カロリーダイエット(VLCD)』で3.7ヶ月で8.7kg減量でした。超低カロリーダイエットといっても毎日けっこうな量を食べてました。

ダイエットにおける食事のポイントは、

・どのダイエット方法で(PFCバランス)
・いつ(摂取する時間・回数)
・何を(摂取する食材・栄養素)

食べるかが重要です。
※順番がややおかしいですが重要な順に書きました。

私は夜1回しか食べません。
1食でガツンと食べるのではなく1日複数回に分けて少量ずつ摂取するダイエット方法?というか食事のとり方をスモールミール(少量多食)と言います。
スモールミールのほうが痩せやすいですが、それを理解した上で夜1回にしています。後で記事にします。

どのダイエット方法で食事するのか(PFCバランス)

低糖質ダイエット・ケトジェニックダイエット・低脂質ダイエット・その他のダイエット方法について後日それぞれ詳しい記事を書きますが、ここでは各ダイエット方法について簡単に説明します。
あくまでダイジェスト版なので各ダイエットのより詳しい内容は個々の記事をご覧ください。

★低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)
世間一般的な呼び方としては『低糖質ダイエット』よりも『糖質制限ダイエット』のほうが呼び方としてはメジャーな気がしますが、

・ケトジェニックもある意味糖質制限だし・・・
・『糖質制限ダイエット』より『低糖質ダイエット』のほうが他のダイエットと区別したり意味合いを理解しやすい
ので当サイトは『低糖質ダイエット』メインの呼び方にします、たぶんですけど。

また、『ケトジェニックダイエットも糖質制限ダイエットの一種じゃないの?』と思う人もいるかもしれませんが、確かにそのとおりで

低糖質ダイエット・・・糖質制限ダイエットの標準バージョンで、糖質を制限する。脂質の摂取量は関係ない。
ケトジェニックダイエット・・・糖質制限ダイエットの一種で、糖質制限するかわりに脂質を多く摂取する。

という感じなんですが、世間的には低糖質ダイエットのことを糖質制限ダイエットの意味合いで記述している・発言している場合が多く、話がややこしくなるので当サイトではいわゆる糖質制限ダイエットのことは低糖質ダイエットと記述しようと思います。
このへんはあとで記事にします。

低糖質ダイエットについて簡単に説明します。

 

低糖質ダイエットとは、文字通り摂取する糖質の量を減らすダイエット方法です。

我々40代に限らず、日本人は小さい頃から糖質の量が多い食材・食事を口にしてきました。
日本人は米食なので小さい頃からご飯を主食としているので、『糖質 = ご飯(お米)』のイメージが強いですが、糖質を多く含んだ食材・食べ物はたくさんあります。
と言いますか、一般的な食材も糖質が多いものが普通にスーパーで売ってますし、何より、コンビニやファーストフードの商品は糖質・脂質が超多いです。

コンビニ・スーパーの商品や外食のメニューの栄養成分表の『炭水化物』には糖質と食物繊維が含まれています。
マックに限らず外食のメニューは糖質・脂質がすごく多いです。。。

栄養成分 一覧表 | メニュー情報 | サステナビリティ | マクドナルド公式
マクドナルドの商品のカロリーなど栄養成分を一覧でご覧いただけます。
1日の糖質の量は?

低糖質ダイエットでは、糖質を1日70~130gに抑え、そのぶんたんぱく質・脂質の摂取量を増やします。

カロリーについてはあまり気にしなくて良いと書いてあるサイトが多いですが、基本的には、マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にして、基礎代謝量を下回らないように注意してください。

低糖質ダイエットのやり方自体はすごく簡単です。

低糖質ダイエット

糖質を1日70~130gに抑え、そのぶんたんぱく質・脂質の摂取量を増やす。
・マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。
・基礎代謝量を下回らないように注意する。

PFCバランスを記録・計算・調整する

低糖質ダイエットでは糖質を1日70~130gに抑え、そのぶんたんぱく質・脂質の摂取量を増やすわけですが、ダイエットを始める前に

マクロ管理法によるPFCバランスを計算するの箇所で入力して算出されたPFCバランス
たんぱく質(P): g ( %)
脂質(F): g ( %)
糖質(C): g ( %)
に関して、糖質が70~130gになるように減らしてそのぶんたんぱく質・脂質を増やして、総摂取カロリー: kcalを超えないくらいのカロリーになるよう調整します。

たんぱく質(P)・・・1g=4kcal
脂質(F)・・・1g=9kcal
糖質(C)・・・1g=4kcal
です。

1日のうちで摂取する・口にする全ての食材・全ての食事メニューごとのたんぱく質・脂質・糖質(あるいは炭水化物)の量を記録して計算・調整するのですが、毎回毎回手作業だと超面倒でたぶんすぐに挫折します。

全ての食材・全ての食事メニューのたんぱく質・脂質・糖質(あるいは炭水化物)の量をどうやって調べてどうやって記録・計算・調整するのか・・・ですが、

①自分で調べて自分で記録・計算・調整する

私は自分で『マクロ管理法によるPFC計算』のexcelファイルを作成したので①なんですが、各食材のPFCの数値は購入した食材・商品に書いてある『栄養成分表示』を見るか、書いてない・わからない場合は以下のサイトで調べて記録しました。

上のほうに書きましたが、このサイトの各ページの記事書きが落ち着いたら『マクロ管理法によるPFC計算』のexcelファイルをプレゼントするかもです。配布開始しました。

これとか(食材リストに各食材のPFCを登録)
クリックでポップアップ表示

食材リストに各食材のPFCを登録

これとか(登録した食材一覧から食事ごとのカロリー合計・PCFバランスを計算)
クリックでポップアップ表示

登録した食材一覧から食事ごとのカロリー合計・PCFバランスを計算

これとか(上級者向けのダイエット方法、ボディオーパスです。やってないけど。)
クリックでポップアップ表示

上級者向けのダイエット方法、ボディオーパスです。

Web上で不特定多数に配布するのは色々配慮しないとなので、記事書きがある程度落ち着くまでしばらくお待ち下さい。
ダイエット始める時点でexcelファイルはあったほうが良いと思うので、配布の準備をして諸々完了しました。

『マクロ管理法によるPFC計算』のexcelファイルについてはこちらです。
※トップページを全て読んでからでないとファイルの内容がわからないと思うので、別ウィンドウで開きます。

②ダイエットアプリを使う

ダイエットアプリだと『あすけん』とかけっこう有名ですね。
無料プランだと制限ありますが無料でも最低限は使えるかもです。
3年前に少し使ってみましたが覚えてないです><

食材のPCFが計算・記録できたり、写真撮るだけでその料理のカロリーを自動計算できるアプリもあります。
※ただしなかり誤差はあると思います。

MyFitnessPalとか、他にもたくさんダイエットアプリがありますので、検索してみてください。



とは言っても、3年前は私も色々なダイエットアプリを試してみたのですが、自分で満足できるアプリがなかったので仕方なく『マクロ管理法によるPFC計算』のexcelファイルを作成したという感じです。
まあ全て自分の思い通りにいくアプリってないですよね。
アプリに限ったことではないですが・・・

③手書きメモ

ダイエットアプリが良いのがなくて『マクロ管理法によるPFC計算』のexcelファイルを作成するまでは私も手書きで大雑把に計算・記録していました。
クリックでポップアップ表示

手書きでカロリー・糖質量をチェック

面倒ですがやろうと思えばやれますが、最初から大雑把にやる場合は注意してください。

なぜかと言うと、このサイトで私が提案するダイエット方法は『ダイエットの正しい知識を学んで、ゆるいダイエットで無理なく痩せよう!』なので、ダイエットを始める前段階はしっかり勉強して細かい計画を立てて、実際はゆるくおこなう・・・というやり方です。

なので、最初から大雑把だとダイエットに成功するマージン?から大幅に外れる可能性があります。

ひとまずこのサイトの他のページを全部読んでてください。
読み終える頃には上記の『マクロ管理法によるPFC計算』のexcelファイルを配布してるかもです。開始しました。
m(_ _)m

『マクロ管理法によるPFC計算』のexcelファイルについてはこちらです。
※トップページを全て読んでからでないとファイルの内容がわからないと思うので、別ウィンドウで開きます。

糖質の多い食材・商品って何?

糖質の多い食材・商品ですが、

・ご飯(お米)
・パン
・うどん
・そば
・パスタ
等の穀物・小麦粉関係

・アイス
・加糖もののやつ全般

私は若い頃からアイスが大好きで、この時点で私としてはテンションだだ下がりです。。。

・りんご
・マンゴー
・梨

私は若い頃からマンゴーが大好きで・・・

・ウィスキー・焼酎・ジン・ラム・ウォッカ以外のアルコール飲料
※低糖質なやつは除く

私は若い頃からお酒が大好(ry

・エリスリトール等の人工甘味料以外の自然に甘いやつ
・その他色々

・コンビニの商品・外食のメニューで、低糖質を謳ってないのも全て
※低糖質を謳ってても低糖質じゃない商品・メニューもあります!

40代の人は今まで美味しいものをたくさん味わってきたと思いますので、直感で『美味しい!』と感じる食材・商品は糖質が多いか糖質・脂質が多いです。。。

このページ冒頭のほうで『ご飯(お米)を諦めるか、お肉を諦めるか』と書いたのはそういうことです。。。

私はご飯(お米)を諦めたわけですが、3年前に生まれてダイエットを始めて以降、それまでと比べてご飯(お米)を食べる回数・食べる量が大幅に少なくなりました。

とは言っても、たぶん普通の人より食べる量は多いと思います。

私は夜1回しか食べないのですが、ダイエット中もYoutubeのダイエット動画の倍以上の量を食べ、今もあなたの予想以上の量を食べています。

ダイエット以前:ご飯(お米)なら2合とか食べることも。。。
今:ご飯(お米)食べるなら、多くて1合にセロリ・キムチ・豚かた(カレー用のやつ)等を混ぜて食べてます。何なら半分の量でもOKです。全部食べるけど。それ以外にも食べます。

今でもマクロ管理法によるPFCバランスを考慮しつつ、比較的カロリーの少ない食材を使ってたくさんの量を食べています♪

1回目・3回目のダイエット中もダイエットしてない今も、ほぼ毎日アイス食べています!

糖質の少ない食材・商品って何?

私は低糖質ダイエットをした時は、ささみを筆頭にお肉全般・ブロッコリー・カッテージチーズをよく食べていました。

私がダイエットした時に記録してある食材データの中のものだと、糖質が少ない食材は

食材名単位たんぱく質(g)脂質(g)糖質(g)カロリー(kcal)
ブロッコリー(某コンビニ)100g3.50.40.620
サラダチキン(某コンビニ)124.30.70.6105.9
カッテージチーズ100g17.641.5112.4
ロカボナッツ(チーズ入り)15.812.62.2145.4
カレ・ド・ショコラ(カカオ70)10.421.826.8
ピノ10.52.12.932.5
ささみ(若鶏)100g24.61.10108.3
鶏むね肉(皮なし)100g22.31.50102.7
鶏むね肉(皮つき)100g19.511.60182.4
鶏もも肉(皮つき)100g25130217
鶏軟骨・ヤゲン軟骨100g12.50.40.455.2
サーロイン(和牛・脂なし)100g12.942.50.3435.3
サーロイン(輸入・脂なし)100g19.116.50.4226.5
牛ヒレ(和牛)100g19.1150.3212.6
牛ヒレ(輸入)100g20.54.80.3126.4
ラム肉100g18160.1216.4
牛タン100g15.221.70.1256.5
豚ロース100g19.319.20.2250.8
豚肩ロース100g17.119.20.1241.6
馬肉100g20.12.50.3104.1
ピーマン(1個26g)10.230.051.336.69
舞茸(1パック約90g)1g0.040.010.030.37
めかぶ(1パック40g)1パック0.40.116.5
卵(1個60g)17.386.180.1885.86
豆腐(木綿)300g19.812.64.8211.8

豆腐は糖質少ないか微妙なんですが、私は豆腐も好きなので、肉に飽きた時によく食べていました。

糖質を少なくするにはMEC食がおすすめです!

MEC食って聞いたことありますかね?

Meet(肉)
Egg(卵)
Cheese(チーズ)
の頭文字をとってMEC食と言います。

MEC食で推奨される食材は糖質が少ないものが多く、また、マクロ管理法によるPCFバランスをクリアしやすいです。

お肉が好きな私としてはMEC食はダイエット時の救世主です!

・低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)
・ケトジェニックダイエット
のどちらの場合でもMEC食はおすすめです。

低糖質ダイエットで糖質の量を少なくしたかわりに脂質を多く摂る場合はケトジェニックダイエットに近い内容となります。

注意点(主に40代向け)

低糖質ダイエットの注意点を書きます。

無理をしない

40代は若い頃と違って仕事や家庭でより責任があり、ダイエットにあてる時間が少なかったり、自分1人だけのために行動することができない場合も多々あります。
また、前述ですが若い頃に比べれば体のあちこちが老化・劣化しています。

今はコロナで飲み会等の人付き合いはありませんが、いつか復活すれば付き合いで飲み会に参加せざるを得ない場合も出てきます。

なので、どのダイエット方法でもそうですが、細かい計画をたててゆるく実行するのがおすすめです。

疲れたりやる気が出ない時はその日はダイエットはやめて大丈夫です。
ダイエットしててどうしてもアイスが食べたくなったらアイス食べて全然OKです。(というか私は毎日アイス食べてます。)

2日連続して暴飲暴食しなければ問題ないですし、やる気があるときに(たぶん)4日連続してダイエット的な生活をすれば、ゆっくりですが必ず痩せることができます。

糖質の量をゼロにしない

低糖質ダイエットはあくまで低糖質・糖質制限です。
糖質摂取量は今までより少なくしますが、ゼロではマズいです。

糖質をゼロにすると日常生活において
・瞬発力がなくなります。
・頭がボーッとして注意力がなくなります。
・(たぶん一時的ですが)記憶力が極端に悪くなります。
・疲れやすくなる
・体温が下がる

ボディビルダーやフィージークの選手はともかく、我々はプロスポーツ選手ではないので普段の生活に支障が生じるほどのレベルでダイエットする必要はありません。

仮に今日食べすぎてしまっても明日リカバーすれば問題ありません。

低糖質ダイエットだけを何ヶ月も続けない

1つのダイエット方法を長く継続すると、体がそれに順応というか慣れてしまい、今までその方法でうまくいっていても効果がなくなってきます。

この件は別記事で詳しく書きますが、例えば低糖質ダイエットだけを何ヶ月も続けるのではなく

・低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)
・ケトジェニックダイエット
・低脂質ダイエット

あたりを順番に組み合わせて長期間ダイエットするのであれば大丈夫です。

甲状腺機能が低下あるいは副腎疲労が悪化する人もいます。
痩せ型の女性は注意が必要かも

上記の甲状腺機能の低下と関連していますが、痩せ型の女性は低糖質ダイエットあるいはケトジェニックダイエットが原因で低T3症候群を発症するケースもあるみたいです。

 

低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)に関してのダイジェストは以上です。
詳しい説明はあとで別記事を書きます。

低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)

糖質を1日70~130gに抑え、そのぶんたんぱく質・脂質の摂取量を増やす。
・マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。
・基礎代謝量を下回らないように注意する。

注意点
・無理をしない。
・糖質の量をゼロにしない。
・低糖質ダイエットだけを何ヶ月も続けない。
・甲状腺機能が低下あるいは副腎疲労が悪化する人もいる。
・痩せ型の女性は注意が必要かも。

 

★ケトジェニックダイエット

続いてはケトジェニックダイエットの説明です。

まずはケトジェニックダイエットと低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)の違いから説明します。

低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)と何が違うの?

ケトジェニックダイエットも低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)も両方とも糖質を制限するのは同じなんですが、

低糖質ダイエット・・・糖質を1日70~130gに抑え、そのぶんたんぱく質・脂質の摂取量を増やす。マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。
ケトジェニックダイエット・・・糖質を1日30〜60gに抑え、そのぶん脂質を多く摂取する。

という感じです。

低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)は、糖質を糖質を少なくしたぶんをぶんたんぱく質・脂質に割り振って、総摂取カロリーもできるだけ守る。
ケトジェニックダイエットは、糖質を超少なくしたぶんを脂質に振り分ける。総摂取カロリーに関しては厳守というわけではないです。

 

アメリカの栄養学研究所で標準的なケトジェニックのPFCバランスとして書かれているのは、たんぱく質20% 脂質70% 糖質10%

色々なサイトを調べて見ると

低糖質ダイエット・・・糖質20~35%、残りを脂質・たんぱく質(例、脂質30%、たんぱく質40%)
ケトジェニック・・・糖質5~15%、脂質65~85%、たんぱく質10~30%
※CFPの順に書いてあるので注意

 

ケトジェニックダイエットはスーパー糖質制限ダイエットとも言われますが、スーパー糖質制限ダイエットとケトジェニックダイエットとは違うというブログ・人もいて、

低糖質ダイエット・・・糖質20~35%、残りを脂質・たんぱく質(例、脂質30%、たんぱく質40%)
ケトジェニック・・・糖質5~15%、脂質65~85%、たんぱく質10~30%
スーパー糖質制限食・・・糖質15% 脂質50% たんぱく質35%
※CFPの順に書いてあるので注意

ここまでくると意味不明です。
なので当サイトではケトジェニック ≒ スーパー糖質制限食とします。

 

ごちゃごちゃしたのでまとめると

低糖質ダイエットとケトジェニックダイエットの違い

低糖質ダイエット・・・糖質を1日70~130gに抑え、そのぶんたんぱく質・脂質の摂取量を増やす。マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。
ケトジェニックダイエット・・・糖質を1日30〜60gに抑え、そのぶん脂質を多く摂取する。総摂取カロリーはあまり気にしない(私は一応守ったけど)。

PFCバランス的には
低糖質ダイエット・・・糖質20~35%、残りを脂質・たんぱく質(例、脂質30%、たんぱく質40%)
ケトジェニック・・・糖質5~15%、脂質65~85%、たんぱく質10~30%
※CFPの順に書いてあるので注意

ケトジェニックダイエットでは糖質を減らしたぶんのほぼ全てを脂質に振り分けるイメージです。

となります。

糖質を超減らして脂質全振りの意味は?

ケトジェニックダイエットでは例で言うとたんぱく質20% 脂質70% 糖質10%くらいのPFCバランスにします。
糖質を大幅に減らして、そのぶん脂質をすごく多く摂取する感じですよね。

なんでこんなことするのか?

トップページではあまり詳しくは書きませんが、大まかに言うと

糖質を大幅に減らして脂質を超多く摂取することで、

今まで:まずは糖質からエネルギーを得ていた体内システム

ケトジェニック:とにかく脂肪を分解してエネルギーを得る体内システム

にチェンジさせるためです。

 

ダイエットしてない普段・低糖質ダイエットをしてる時、この両方とも少なくとも日本人であれば普通はまずは糖質からエネルギーを確保します。

たんぱく質・・・筋肉・臓器・肌・髪・爪を作ったり、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作る。

脂質・・・栄養の吸収・運搬、細胞膜・脳神経組織・ホルモン・遺伝子の材料、体温の調節、(n-3系脂肪酸は)血栓・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・アレルギーの予防になります。

糖質・・・素早くエネルギー供給するために使われる。

一般的に栄養素がエネルギーに変換される優先順位は、糖質>脂質>タンパク質の順番です。

ダイエットしてない普段・低糖質ダイエットをしてる時には、摂取したたんぱく質・脂質・糖質の3つの中で1番早くエネルギーに変換されるのは糖質です。
マラソン選手が競技途中でバナナを食べるのは、バナナは糖質が超豊富で摂取後にすぐにエネルギーに変換できるからです。

低糖質ダイエットをしてる時も摂取した糖質からエネルギーに変換されますが、その糖質が今までより少ないので、時間をかけて蓄積・保存してある脂肪を分解してエネルギー補給に回します。

ケトジェニックダイエットではその糖質が限りなく少ないです。全然足りません。
そこで、今までのエネルギー確保の手段・体内システムが糖質優先だったのをケトジェニックダイエットでは脂肪から優先的にエネルギー確保する体内システムにチェンジします。

糖質からすぐにエネルギー確保できないので、脂肪を分解して『ケトン体』という物質を作りこのケトン体からエネルギーを得るシステムになります。

この、脂肪から優先的にエネルギー確保する体内システムのことをケトーシス、ケトーシス状態といいます。

 

たぶん分かりづらいので再度書きますと

ダイエットしてない普段・・・まずは糖質からエネルギー確保、足りないエネルギーは脂肪を分解して確保(時間がかかる)、余ったぶんは脂肪になる

低糖質ダイエット・・・まずは糖質からエネルギー確保、足りないエネルギーは脂肪を分解して確保(時間がかかる)、マクロ管理法によるPFCバランス(減量)に従っていれば脂肪に回る余剰カロリーはほとんどないので痩せる

ケトジェニックダイエット・・・糖質が超足りない・普通に脂肪を分解してエネルギー確保してるんじゃ間に合わないので、体内のエネルギー確保システムが糖質優先システムから脂質を優先するシステム(ケトーシス)にチェンジする、というかチェンジさせるのが目的

わかりますかね?

一度ケトーシスに入る・ケトーシスの状態になれば、脂肪を分解してエネルギー確保するので脂肪がどんどん減る・・・というわけです。
※実際はダイエット方法によってあう・あわないがあるので、どのダイエット方法が良いか・成功しやすいかは人それぞれ多少異なります。

ケトーシスの状態をキープできれば、常に脂肪を優先してエネルギー確保するので痩せるというわけです。

 

ケトーシスに入るには?

ケトジェニックダイエットをするにあたって、このケトーシス状態にならないとケトジェニックダイエットが始まりません。

今まで糖質優先の代謝システムだったのをケトーシスつまり脂質優先の代謝システムにするのはどうしたら良いのでしょうか?

やり方自体は特に難しいことはなく、糖質を1日30〜60gに抑え、そのぶん脂質を多く摂取する。
これだけす。

ケトーシス状態になるまでに期間は人によって異なり、12時間~2週間くらいの幅があり、たいていは3・4日~1週間くらいみたいです。

ケトーシス状態になったかの確認はケトン試験紙を購入するのが手っ取り早いですが、精度はどうなのかわかりません。
(amazonとかに安いのが売ってます。)

私もamazonでケトン試験紙を購入して試してみましたが3日目くらいにケトーシスに入りました。

 

ケトン試験紙やケトンメーター等の器具以外では、後述のデメリットの箇所に書いたケトン臭の匂いで確認することもできるかもしれませんし、できないかもしれません・・・

一度でも糖質を摂りすぎるとケトーシスが解除されます!

ケトーシスに入れば、あとは
・糖質を1日30〜60gに抑える
これだけ気をつけてダイエットを続けていればOKなんですが、注意点があります。

ケトーシスに入ってから一度でも糖質を摂りすぎるとケトーシスが解除され、再度ケトーシスに入るまでやり直しになります。

まあ糖質の摂取量を超少なくしていれば大丈夫です。

ケトジェニックダイエットのデメリット

一度ケトーシスに入れば勝手に痩せるイメージのケトジェニックダイエット。
ですが、世の中そんな甘いわけではなくデメリットもあります。

ケトン臭

ケトジェニックダイエットでまず気をつけるのはケトン臭です。

ケトジェニックダイエットによる体臭の変化があるそうで、

【第1段階】脂っこい臭い・・・ケトジェニックダイエットでは糖質を極端に少なくしてそのぶん脂質が超多くなります。
なので体臭が脂っこい匂いになるそうです。

【第2段階】アンモニア臭・・・これは言葉のイメージだけで嫌な響きです。

【第3段階】甘酸っぱい臭い・・・この段階になるとケトーシスに入ったことの証明みたいです。

 

私の時はたぶんどの匂いにもなってないor気づかない程度のレベルだったと思います。
誰も気づかなかっただけかもしれませんが。

私はケトジェニックダイエットの時に毎日これ飲んでたのでたぶんケトン臭はなかったと思います。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00IEA4OZK/

ケトジェニックダイエットやりつつ有酸素運動でプロテイン飲むことにした時に、最初の時点でケトン臭のことは知っていたので、レモン味のやつを探してこれにしました。
レモンじゃないけど酸味はありました。
大容量のやつもありましたが、置き場所的にこの缶タイプのやつがちょうど良くてこれにして、今でもちょくちょくこれ飲んでます。

 

しかし、『匂い』と『臭い』ではずいぶんイメージ違いますね。。。

40代の我々は特にケトン臭は要注意です。

・家で子供に『お父さん、臭い!!』
・会社の部下に『あのぉ、少し臭いがきついみたいです><』
・取引先の受付の女性に後で『あのおじさん、臭かったね。。。』

コロナでマスクしてる時期は大丈夫かと思いますが・・・

 

ケトン臭以外はあまり実感ないというか経験してないので、まとめて列記します。

・ボーッとする、頭が働かない
・疲労感
・下痢
・吐き気
PFCバランスを計算・調整する(多すぎる脂質をどうするか?)

マクロ管理法によるPFCバランスを計算するの箇所で各数値を入力して『計算する』のボタンを押してないと以下の説明が意味不明になるので、まだの方はポチポチしてきてください。

『マクロ管理法によるPFCバランスを計算する』の箇所で入力して算出されたPFCバランス
たんぱく質(P): g ( %)
脂質(F): g ( %)
糖質(C): g ( %)
に関して、糖質を1日30〜60gに抑え、そのぶん脂質を増やして、総摂取カロリー: kcalを超えないくらいのカロリーになるよう調整します。



と言うのは簡単なんですが、

低糖質ダイエット・・・糖質20~35%、残りを脂質・たんぱく質(例、脂質30%、たんぱく質40%)
ケトジェニック・・・糖質5~15%、脂質65~85%、たんぱく質10~30%

脂質を65~85%にするのって意外と大変です。

たんぱく質(P)・・・1g=4kcal
脂質(F)・・・1g=9kcal
糖質(C)・・・1g=4kcal
です。

 

3年前に私がダイエットをスタートした時の身体データ

性別身長(cm)体重(kg)年齢
男性
172
74.5
46

の場合でマクロ管理法によるPFCバランスは

P(g)F(g)C(g)P(%)F(%)C(%)
149g
49g
180g
39%
13%
48%

※たんぱく質(P) 脂質(F) 糖質(C)
なんですが、

糖質5%の場合
P(g)F(g)C(g)P(%)F(%)C(%)
108g
250g
20g
29%
66%
5%
73g
285g
20g
19%
75%
5%
38g
320g
20g
10%
85%
5%

糖質10%の場合
P(g)F(g)C(g)P(%)F(%)C(%)
92g
250g
36g
24%
66%
10%
57g
285g
36g
15%
75%
10%
22g
320g
36g
6%
85%
10%

糖質15%の場合
P(g)F(g)C(g)P(%)F(%)C(%)
73g
250g
55g
19%
66%
15%
38g
285g
55g
10%
75%
15%
3g
320g
55g
1%
85%
15%

つまり毎日脂質を250~320g摂取しないとです。
※あくまで『3年前に私がダイエットをスタートした時の身体データ』の場合です。

毎日単品で脂質を250~320g摂取するわけではありませんが、サーロインステーキ(和牛・脂なし)500gで脂質212.5gです。
これを毎日です。

ケトジェニックダイエットでは十分な脂質を摂取するために食材選びを工夫する必要があります。

厚生労働省の『日本人の食事摂取基準2015』によると、たんぱく質は1日あたり成人男性で50g(推奨60g)・成人女性で40g(推奨50g)です。
上の表でP(g)が60g以下のパターンではたんぱく質が不足し、たぶん体調不良になってダイエット失敗します。
タンパク質の不足で起こる諸症状、その症状と対策とは
忙しさやダイエット、さまざまな要因で食生活がおろそかになると、私たちの体に必要不可欠なタンパク質も不足してしまいます。タンパク質不足が原因となって起こる可能性のあるいくつかの症状について解説します。

低たんぱく質ダイエットって聞いたことないですよね。
病気以外でたんぱく質を制限するのはおすすめしません。

脂質が多くて糖質が少ない食材・商品って何?

脂質の多い食材・商品ですが、パッと思いつくのは肉・魚・オリーブオイル・ナッツ類・卵・チーズです。

低糖質ダイエットの時と同じく、MEC食事が脂質多いです。

Meet(肉)
Egg(卵)
Cheese(チーズ)

MEC食はケトジェニックダイエットと相性が良いです。
本当はMEC食はMEC食なりの決まりごとがありますが、ケトジェニックダイエットの食材として肉・卵・チーズを多く摂取するという目的では別にMEC食なりの決まりごとを守る必要はなく、意識する決まり事は

マクロ管理法によるPFCバランスを考慮してダイエットする。

これだけでOKです。

MEC食についてはそのうち記事を書きます。

私がダイエットした時に記録してある食材データの中のものだと、脂質が多くて糖質が少ない食材は

食材名単位たんぱく質(g)脂質(g)糖質(g)カロリー(kcal)
ロカボナッツ(チーズ入り)15.812.62.2145.4
MCTオイル1010090
オリーブオイル1010090
鶏むね肉(皮つき)100g19.511.60182.4
サーロイン(和牛・脂なし)100g12.942.50.3435.3
サーロイン(輸入・脂なし)100g19.116.50.4226.5
牛ヒレ(和牛)100g19.1150.3212.6
牛ヒレ(輸入)100g20.54.80.3126.4
ラム肉100g18160.1216.4
牛タン100g15.221.70.1256.5
豚ロース100g19.319.20.2250.8
豚肩ロース100g17.119.20.1241.6
アボカド(1個140g)13.526.188.68284.34
卵(1個60g)17.386.180.1885.86
豆腐(木綿)300g19.812.64.8211.8

ケトジェニックダイエットでは脂質を増やしつつ糖質は超少なくするので、食材を選ぶ時には糖質の量にも注意してください。

上のリスト見てわかるようにケトジェニックダイエットで手っ取り早い食材はお肉なので、お肉苦手な人はケトジェニックダイエットは食材選びが大変かもです。

 

 

私がケトジェニックダイエットをやり始めた時は、その前に低糖質ダイエットをしてたので既にささみに飽きてきた頃なので、よくラム肉食べてました。

ラム肉・・・生後1年未満の子羊の肉
マトン・・・生後2~7年くらいの羊の肉

ラム肉は比較的臭みが少ないです。
気になる人は調理の際にイタリアンハーブミックスかマジックソルトをかければOKです。

お肉は週5・6日は食べていて、鶏ささみ・豚肩ロースを中心に鶏胸・鶏もも・ラム肉のローテーション、気が向けばヤゲン軟骨(スーパーにたまに少し売ってる)か牛タン、超たまに牛肉のどれかを食べてました。

ヤゲン軟骨は糖質がほぼゼロで、深夜にお腹が空いた時に食べても罪悪感なしです!
ただ脂質もほぼゼロなので特にケトジェニックダイエット向けというわけではありませんが・・・

食材名単位たんぱく質(g)脂質(g)糖質(g)カロリー(kcal)
鶏軟骨・ヤゲン軟骨100g12.50.40.455.2

 

昔からアボカドは好きなので、ケトジェニックダイエット中はアボカドもほぼ毎日食べてました。
あとで各ダイエット時に食べていた食事メニューの記事を書きます。

 

注意点(主に40代向け)

ケトジェニックダイエットの注意点もいくつかあります。
40代は仕事や家庭で色々ありますので、そのへんをからめての注意点を書きます。

ケトン臭

ケトン臭に関しては出る人と出ない人がいるので一概には言えませんが注意しておけば余計な心配やクレームを回避できます。

・プロテインを飲むなら、チョコレート味ではなくレモン味やグレープフルーツ味の酸味があるプロテインを選ぶ。
・体臭対策のサプリを摂取する
・外出の際は軽くコロン(軽くです!)

営業職・立ち仕事・重労働の人は注意

ケトーシスに入るまで・慣れるまでは、頭がボーッとしたり疲労感があったり・・・と体調が悪くなるケースもあるみたいなので、普段からよく動く・筋肉を使う仕事・作業が多い人は注意してください。
無理にケトジェニックダイエットをしなくても他のダイエット方法もありますし、普段の生活に支障が出ない程度にダイエットすれば良いだけです。

食費が高くなりがち

脂質を多くするので必然的にお肉が多くなります。
たまにお肉食べるなら何の問題もありませんが、毎日サーロインステーキ500g食べると仮定したら、500g2,000円でも1ヶ月で6万円です。
※サーロインステーキ(和牛・脂なし)500gは脂質212.5gです。

ケトジェニックダイエットは他のダイエット方法と比べて食費が高くなる傾向になります。
お肉だけで1ヶ月5万円も6万円もかけるのは現実的ではないので、食材選びに工夫して少しでも食費が安くなるようにしましょう!

飽和脂肪酸・トランス脂肪酸の摂り過ぎに注意する

いくら脂質を多くするといっても、良い脂質・良くない脂質がありますので、そのへんを考慮して食材選びをしたほうが良いです。

トランス脂肪酸は心筋梗塞などの要因になります。
すぐにわかるトランス脂肪酸:農林水産省

じゃあ『ケトジェニックダイエットできないじゃん?』ってなりますが、1~2ヶ月ケトジェニックダイエットした程度じゃ心臓病のリスクはそんなに上がりません。
むしろダイエットする前の食生活のほうが・・・

 

ここで注意する点があり、ネットで色々なダイエット関係のニュースや記事や論文を見てきましたが、全てが事実・正しいというわけではありません。
昔は正しかったけど最新の研究では『誤りだった』あるいは『正しいとは判断できない』ということがダイエット関係では良く見受けられます。

例えば、これが2012年

301 Moved Permanently

論文でさえ、場合によっては業界・企業のロビー活動によって業界・企業の意向を反映して(ry
本当はこの件はもっと書きたいのですが、書くとすごく長くなるし東京湾に沈みたくないので、またの機会にします。

 

話を戻すと、飽和脂肪酸を全く摂取しないというのは現実的ではないですし、ゼロにするのは良くないです。

ケトジェニックダイエットをする場合は(今のところは)飽和脂肪酸・トランス脂肪酸の摂り過ぎに注意する程度で良いと思います。

MCTオイルはお好みで!

MCTオイルの件はあとで記事を書きますが、別にMCTオイルを摂取したからと言ってケトーシスに入れるとは限りません。

私も1回目のダイエットの時に途中でケトジェニックダイエットをしましたが、その時にバターコーヒー・完全無欠コーヒーが良いと色々なサイトに書いてあったのでMCTオイルを3本買って試してみましたが、結果的にはMCTオイルを摂取してもしなくても変わりませんでした。
私は1日中コーヒー飲んでるのでその都度MCTオイル入れて飲んでましたが特にメリットを感じなかったのでMCTオイルがなくなった時点でやめました。

まあ飲まないより飲んだほうが良いとは思いますが・・・

【番外編】赤肉の食べ過ぎは要注意かも?

ケトジェニックダイエットでは肉の摂取が多くなりますが、2015年10月に世界保健機関(WHO)の関連機関である国際がん研究機関(IARC)という機関が『赤肉と加工肉の摂取の発がん性』という報告書を公開しました。
端的に言うと赤肉・加工肉を食べすぎると大腸がんのリスクが増えるという内容です。

赤肉(Red meat)とは牛・豚・羊肉などの肉のことで、脂肪分が少ない部位を示す『赤身肉』とは異なります。
赤肉・・・牛肉・豚肉・羊肉
白肉・・・ささみ・鶏むね・鶏もも

 

私が3年前に初めてダイエットをした時は何の知識もなく、それから2・3ヶ月かけてけっこうな数のサイト・論文を見て、その時に上記の件を知りました。

上記の報告書の内容は、加工肉では1日50グラムの摂取につき18パーセント、赤肉では1日100グラムの摂取につき17パーセント、大腸がんのリスクを高めるという内容で、『じゃあ、肉食べれないじゃ~ん』と最初は思いましたが、よくよく調べると少し違いました。

わかりづらいですが、上記の報告書は赤肉・加工肉と発がんの関連性の有無の判定のみの報告で、赤肉・加工肉を毎日どれくらい・期間はどれくらい継続して食べると、大腸がんを発症する確率が(そうでない場合と比べて)○○%から○○%にUPするのか・・・についての言及ではありません。

正直この報告書はエビデンスとしての信憑性が低いです。

赤肉やヘム鉄の発がんに関する論文・報告書は今でもたくさんありますが、それ以上にケトジェニックダイエットに関する論文・報告書のほうが数が多いです。

本当に赤肉で高確率で癌になるならケトジェニックダイエットした人が癌にかかりまくってニュースになってるわ!
※将来研究が進んで事実の可能性もゼロではありませんけど、その頃には私は死(ry

 

ということで、私としては上記の報告書は気にしないという結論に至りました。

何でも食べ過ぎは良くないですが・・・

一応、こんな報告書もあることを知っておいてください。

 

ケトジェニックダイエットに関してのダイジェストは以上です。
詳しい説明はあとで別記事を書きます。

ケトジェニックダイエット

糖質を1日30〜60gに抑え、そのぶん脂質を多く摂取する。※脂質65~85%
・総摂取カロリーは厳守ではないです。
※私の推奨ですが、マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。

・基礎代謝量を下回らないように注意する。
※ケトジェニックダイエットでは基礎代謝量を下回ることはないと思います。

注意点
・ケトン臭に気をつける
・営業職・立ち仕事・重労働の人は注意
・食費が高くなりがち
・飽和脂肪酸・トランス脂肪酸の摂り過ぎに注意する
・MCTオイルはお好みで!

 

低糖質ダイエットとケトジェニックダイエットの説明が終わりましたが、どのダイエット方法でもやり方が似ているのがわかりますかね?

ダイエット方法によって個々に注意点は異なりますが、基本的にはたんぱく質・脂質・糖質の推奨摂取量が違うだけで、どのダイエット方法でもマクロ管理法によるPCFバランスを調整すれば良いだけです!

 

★低脂質ダイエット

さて、低糖質ダイエット(Low Fat diet)の説明に入ります。
低脂質ダイエットは、文字通り脂質の摂取量を減らすダイエットです。

脂質はたんぱく質・糖質を比べて1グラムあたりのカロリーが9kcalと高いので脂質を減らしても食事の量をあまり減らさなくても実際の総摂取カロリーを少なくすることが可能で、他のダイエットと比べて比較的楽ちんにダイエットできます。

たんぱく質(P)・・・Protein。1g=4kcal
脂質(F)・・・Fat。1g=9kcal
糖質(C)・・・Carbohydrate。1g=4kcal

低脂質ダイエットが向いている人は?

・お肉を食べなくても苦じゃない人
低脂質ダイエットは脂質をカットするので肉類はあまり食べられません。

『ご飯(お米)を諦めるか、お肉を諦めるか』の質問に対して『お肉を諦める』の回答の人は、お肉を食べなくてもストレスにならないので低脂質ダイエットをしても挫折しにくいです。
逆に私みたいに『ご飯(お米)を諦める』の人が低脂質ダイエットをすると、たぶん夢にステーキやバーベキューが出てくるでしょう笑

低脂質ダイエットで絶対にお肉を食べちゃダメというわけではなく、ささみ・鶏むね肉(皮なしです!)・鶏軟骨・ヤゲン軟骨・馬肉ならOKです。

食材名単位たんぱく質(g)脂質(g)糖質(g)カロリー(kcal)
ささみ(若鶏)100g24.61.10108.3
鶏むね肉(皮なし)100g22.31.50102.7
鶏軟骨・ヤゲン軟骨100g12.50.40.455.2
馬肉100g20.12.50.3104.1

『脂身を除いた赤身ならOK』と書いてあるサイトもちらほらありますが、上記以外のお肉はほぼNGです。

食材名単位たんぱく質(g)脂質(g)糖質(g)カロリー(kcal)
サーロイン(和牛・脂なし)100g12.942.50.3435.3
サーロイン(輸入・脂なし)100g19.116.50.4226.5
牛ヒレ(和牛)100g19.1150.3212.6
牛ヒレ(輸入)100g20.54.80.3126.4
牛タン100g15.221.70.1256.5
豚ロース100g19.319.20.2250.8
豚肩ロース100g17.119.20.1241.6

強いて言うなら牛ヒレ(輸入)ならギリギリセーフですかね。

 

・ご飯(お米)や麺類が好きな人
ご飯(お米)やパスタ・うどんは低脂質なのでこれらが好きな人は低脂質ダイエットがやりやすいです。
後述の『脂質が少ない食材・商品って何?』をご覧ください。

・魚が好きな人(もちろん食べる魚です!)
魚の種類によって低脂質な魚であればOKです。
後述の『脂質が少ない食材・商品って何?』をご覧ください。

・しっかり筋トレやジョギングしてる人
ジムに通っているならご存知だと思いますが、筋トレしてる人がダイエットする場合、低脂質ダイエットだと比較的楽ちんですよね。

筋トレやジョギングしてる人が低脂質ダイエットをしても
・糖質はトレーニング中にすぐエネルギーとして消費されるので糖質余剰になりにくい
・たんぱく質を増やしているのでカタボリックを防ぎやすい
というメリットがあります。

ジムに通いつつダイエットするなら、低脂質ダイエットか低糖質ダイエットになると思います。

PFCバランスを計算・調整する

マクロ管理法によるPFCバランスを計算するの箇所で各数値を入力して『計算する』のボタンを押してないと以下の説明が意味不明になるので、まだの方はポチポチしてきてください。

日を改めてお読みになってる場合のフォーム再入力はこれが最後です。
お手数おかけしました。
m(_ _)m

『マクロ管理法によるPFCバランスを計算する』の箇所で入力して算出されたPFCバランス
たんぱく質(P): g ( %)
脂質(F): g ( %)
糖質(C): g ( %)

に関して、たんぱく質30~40%・脂質を10~20%・糖質40~60%にしつつ、総摂取カロリー: kcalを超えないくらいのカロリーになるよう調整します。

PFCバランスを3:2:5でやってみて、痩せない場合は4:2:4にする、
あるいは3:1:6で痩せない場合は4:1:5にします。

後述しますが脂質は色々な役割・効果があるので、いきなり脂質10%からスタートしないほうが良いと思います。

脂質の少ない食材・商品って何?

私がダイエットした時に記録してある食材データの中のものだと、脂質が少ない(10g以下)の食材だと

食材名単位たんぱく質(g)脂質(g)糖質(g)カロリー(kcal)
オートミール30g3.81.120105.1
金芽ロウカット玄米18.43.75109503.35
ジャスミン米111.251.2118.65530.4
マンナンヒカリ(1袋で1合ぶん)10.20.345.2184.3
パスタ・マカロニ100g132.272.2360.6
全粒粉パスタ100g113.163.4325.5
さば味噌缶127.2811.4226.4
ブロッコリー(某コンビニ)100g3.50.40.620
茶碗蒸し(某コンビニ)191.25.970.4
サラダチキン(某コンビニ)124.30.70.6105.9
カリフラワー米(1袋300g)13.6110.665.8
カッテージチーズ100g17.641.5112.4
プロテイン114.105.779.2
カレ・ド・ショコラ(カカオ70)10.421.826.8
きなこもちバー12.37.814.8138.6
ピノ10.52.12.932.5
豆乳100ml3.93.92.159.1
カルピス(5倍濃縮)20ml0.403.716.4
難消化性デキストリン1000.83.2
ささみ(若鶏)100g24.61.10108.3
鶏むね肉(皮なし)100g22.31.50102.7
鶏もも肉(皮つき)100g2513
※注意
0217
鶏軟骨・ヤゲン軟骨100g12.50.40.455.2
牛ヒレ(輸入)100g20.54.80.3126.4
馬肉100g20.12.50.3104.1
ピーマン(1個26g)10.230.051.336.69
舞茸(1パック約90g)1g0.040.010.030.37
キムチ(1パック320g)3008.40.923.7136.5
おくら(6本で40g)40g0.840.082.6414.64
アスパラガス100g2.60.23.927.8
ニラ100g1.70.3425.5
トマト100g0.90.24.423
レモン100g0.40.28.637.8
みょうが100g0.90.12.614.9
生姜100g0.90.36.632.7
長ネギ100g0.50.17.231.7
玉ねぎ100g10.18.840.1
キムチ(某スーパー)100g2.90.511.863.3
鷹の爪(10本で5g)100.740.62.9220.04
卵(1個60g)17.386.180.1885.86
赤味噌100g106.224.44193.56
白味噌100g8.64.335.6215.5
りんご酢(大さじ1杯で15g)15g0.0200.361.52
白菜(大1/4)13.760.4715.0479.43
納豆1パック8.64.77.8107.9
きゅうり10.980.12.9416.58
めかぶ(1パック40g)1パック0.40.116.5
セロリ(1株・茎8本)89.10.9129.12161.07
キャベツMサイズ(1020g)113.262.0453.04283.56
うどん230g5.980.9246.68218.92

脂質が少ない魚介類関係は、脂質10g以下だと

食材名単位たんぱく質(g)脂質(g)糖質(g)カロリー(kcal)
マグロ200g52.82.80.2237.2
タラ80g14.080.160.0858.08
春鰹200g51.610.2216.2
秋鰹200g5012.4
※注意
0.4313.2
アジ68g14.082.380.0778.02
キンメダイ80g14.247.20.08122.08
メバル105g19.013.680109.16
メバチ200g45.62.40.4205.6
ししゃも16.32.430.0647.31
めざし12.372.460.0731.9
しらす5g2.030.180.039.86
ツナ缶(水煮)80g12.80.560.1656.88
かまぼこ145g17.41.3114.07137.67
ちくわ30g3.660.64.0536.24
魚肉ソーセージ110.356.4811.34145.08
たらこ30g7.21.410.1241.97
明太子25g5.250.830.7531.47
ブラックタイガー14.780.080.0820.16
クルマエビ13.020.08012.8
サクラエビ5g3.250.20.0114.84
干しエビ7g3.40.20.0215.48
イカ300g54.33.60.6252
ホタルイカ20g2.360.70.0415.9
タコ(足切り身)200g32.81.40.2144.6
アサリ8g0.480.020.032.22
はまぐり15g0.920.080.275.48
ホタテ110g14.850.991.6574.91

魚介類は調理法によっては脂質が一気に増えますのでご注意ください。

 

コンビニ・外食でも低脂質な商品・メニューはありますが・・・

最近ではコンビニや飲食店でも低糖質あるいは低脂質な商品・メニューが増えてきました。



なんですが、自炊が面倒な方を除いて、コンビニ・外食はおすすめしません。
他に魅力的な商品・メニューがたくさんあるので誘惑に負けて高脂質な商品を食べちゃいませんか?
※チートデイは別です。チートデイに関してはあとで記事を書きます。

低糖質ダイエット・ケトジェニックダイエット・低脂質ダイエット、どれも特に凝った自炊は必要ありません。

コンビニ・外食はチートデイの日だけOKにして、それ以外の日は
コンビニ・外食を利用するなら、PFCの数値を確認した上で利用する
のが良いと思います。

 

とは言え、最近のコンビニには低糖質・低脂質な商品も増えてきています。
ダイエット期間中スーパーで購入した食材のみでの食事メニューだと単調・質素すぎになりやすく、あえてコンビニの商品を加えることで満足感がUPすることもあります。

このへんは全体の記事書きが落ち着いたら別途記事にしようと思います。

摂取する脂質はゼロにすべきではありません。

低脂質ダイエットは脂質の量を少なくするダイエット方法ですが、摂取する脂質はゼロにすべきではありません。

脂質は
・栄養の吸収・運搬
・細胞膜・脳神経組織・ホルモン・遺伝子の材料になる
・体温の調節
・(n-3系脂肪酸は)血栓・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・アレルギーの予防
といった役割・効果があります。

脂質が少なすぎると
・肌荒れ
・皮膚炎
・髪がぱさつく
・ホルモンバランスが崩れる
・うつ病になる可能性もある
等の悪影響があります。

長期間の脂質ダイエットはおすすめしません。
※長期間ダイエットする場合は、あとで記事を書きますがボディオーパスに取り組んでください。

 

低脂質ダイエットに関してのダイジェストは以上です。
詳しい説明はあとで別記事を書きます。

低脂質ダイエット
・たんぱく質30~40%・脂質を10~20%・糖質40~60%
・マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。
・基礎代謝量を下回らないように注意する。

注意点
・脂質の摂取量をゼロにしない
・コンビニ・外食を利用するなら、PFCの数値を確認した上で利用する
★3つのダイエットまとめ★

低糖質ダイエット・ケトジェニックダイエット・低脂質ダイエットのまとめです。

低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)

糖質を1日70~130gに抑え、そのぶんたんぱく質・脂質の摂取量を増やす。
・マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。
・基礎代謝量を下回らないように注意する。

注意点
・無理をしない。
・糖質の量をゼロにしない。
・低糖質ダイエットだけを何ヶ月も続けない。
・甲状腺機能が低下あるいは副腎疲労が悪化する人もいる。
・痩せ型の女性は注意が必要かも。
ケトジェニックダイエット

糖質を1日30〜60gに抑え、そのぶん脂質を多く摂取する。※脂質65~85%
・総摂取カロリーは厳守ではないです。
※私の推奨ですが、マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。

・基礎代謝量を下回らないように注意する。
※ケトジェニックダイエットでは基礎代謝量を下回ることはないと思います。

注意点
・ケトン臭に気をつける
・営業職・立ち仕事・重労働の人は注意
・食費が高くなりがち
・飽和脂肪酸・トランス脂肪酸の摂り過ぎに注意する
・MCTオイルはお好みで!
低脂質ダイエット
・たんぱく質30~40%・脂質を10~20%・糖質40~60%
・マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。
・基礎代謝量を下回らないように注意する。

注意点
・脂質の摂取量をゼロにしない
・コンビニ・外食を利用するなら、PFCの数値を確認した上で利用する

どのダイエット方法をチョイスするかは個々の好みや体質、得意そう・不得意そう等で決定すればOKですが、どのダイエット方法でもマクロ管理法によるPFCバランスを基本にして、個々のPFCに調整するだけです。

慣れないうちは、計画をたてる時は細かく計算して、いざダイエットをする時はゆるく実行すると40代でも全然うまくいくと思います。

40代のダイエットは若い頃と違って、勢いだけでは痩せません。
要点を抑えてダイエットすれば、例え運動しないで食事だけでも痩せることが可能です。
運動したほうが痩せやすいですけど。。。

 

★その他のダイエット

世の中には色々なダイエット方法がありますが、
・世界的に長期間様々に研究さていて、論文等の比較的確実なデータが豊富にある
・基本に沿ってやればたぶんほとんどの人が減量することができる
のが上記3つのダイエット方法です。

食事に関しては、上記3つのどれかをチョイスして、マクロ管理法によるPFCバランスを基本にして、個々のPFCに調整するだけです。

様々なダイエット方法は互いに相反する内容というわけではなく、内容・ポイントが重なっているダイエット方法もあります。
上記3つのどれかでダイエットがうまくいったら、他のダイエット方法も知識として身につけて応用すれば良いと思います。

 

トップページは全項目ともダイジェスト版なので、その他のダイエット方法についてはここでは箇条書き程度にまとめて、(有用なものについては)全体の記事書きが一段落したらそれぞれ記事を書きます。

【良いと思います。】
●地中海式ダイエット・・・肉は少なめ・魚介類は多め、野菜や果物・ナッツ類・オリーブオイル・適度なワインを摂取する。

 

【初心者向けではないです。】
●ボディオーパス・・・基本的なやり方は、プレ期間として低脂質ダイエットを1週間やってから本番スタート、本番は5日減量・2日現状維持のPFCバランスで1週間ごとに低糖質ダイエット・低脂質ダイエットを繰り返す。これを2~4サイクルなので1・2ヶ月です。場合によっては現状維持のPCFバランスの週を1・2週間挟んで3ヶ月程度続ける場合もあるみたいです。

●カーボサイクルダイエット・・・総摂取カロリーは変えずに、炭水化物(糖質)の摂取量を変化させるダイエット方法。例、1週間のうち5日は糖質少なめ・2日は糖質多め。停滞期になりづらいのでダイエットに成功しやすい・長期ダイエットが可能。

●カーボバックローディング・・・朝・昼はケトーシス状態で体脂肪を減らし、午後~夕方にトレーニング、夜はたんぱく質・高GIの糖質を摂取、寝てる間にケトーシスに戻すというダイエット方法。ボディビルダーとかフィジーク選手に人気だそうです。

 

【どうでしょう?】
●リーンゲインズ・・・男性の場合で16時間、女性の場合で14時間、この間は何も食べずそれ以外の時間帯にPFCバランスを考慮した食事を摂取します。断食やファスティングの短時間版みたいな感じです。

●5:2ダイエット・・・1週間のうち、2日断食というか超低カロリー(通常の1/4)、残り5日は高タンパク質・低GIの食材を摂取・糖質もできるだけ控える。断食は連続した2日ではなく日を空ける。10年以上前にセレブの間で流行ったとか。悪くないようには思いますが、最初の3つのダイエット方法のどれかで十分なので。気が向いたらやってみるかも。これも初心者向けではないかも、初心者でもできちゃうかも。。。

●2週間サイクルダイエット(2週間おきダイエット)・・・マクロ管理法によるPFCバランスの『現状維持』の総摂取カロリーの2/3での減量をやって、次の2週間は『現状維持』の総摂取カロリーを摂取。

 

【減量ではなく増量です】
●リーンバルク・・・体脂肪を無駄に増やさず筋肉のみを増やす増量方法。私含めてこのサイトの訪問者の方には当面は必要ないような・・・

 

【私はやりません】
●ブロッコリーダイエット・・・食前あるいは食事中にブロッコリーを30〜100g程度食べるダイエット方法。私も週に4日は食事中にブロッコリー250g食べていますが、これがダイエット方法と呼べるなら体に良い食材は全て○○ダイエットです。。。
ブロッコリー食べるだけで痩せるなら誰も苦労せんわ!笑

●サイクルダイエット・・・減量しつつ3~5日に1回摂取カロリーを増やす。チートデイの短期間バージョンではなく、チートデイより摂取カロリーを緻密に計算・計画・実行するそうです。緻密に計算する・計画を立てるのは私にもできますが、緻密に実行するのは私には無理です><

 

【おすすめしません。】
※私の間違い・勘違いだったらすみません。

●8時間ダイエット(16時間断食ダイエット)・・・PFCバランスを考慮するリーンゲインズとは違い、16時間は何も食べない・残りの8時間の時間帯であれば何をどれくらい食べてもOKというダイエット。普通に考えれば太ります。食べ過ぎちゃダメですよね。

●血液型ダイエット・・・某著名なニュースサイトに掲載されていましたが、『肩こりの原因、幽霊のことも?』の時と同じくらい怪(ry・・・個人の感想です。

●赤ワインダイエット・・・適量を好きな時にゆっくりと優雅に嗜むらしいですが、別にダイエット方法ではないのでは?

●チョコレートダイエット・・・カカオ70%以上のチョコレートを1日50g食べるというダイエット方法というか、別にダイエット方法ではないですが一時流行りましたよね。後にでっち上げが発覚しました。私も最初はその事実を知らずに毎日チョコレート食べていましたが、今は食べていません。
「チョコでやせる」はでっち上げだった! ダイエット商法のカラクリを暴く
【世界のドキュメンタリー ダイエット商法のからくり】(NHKBS)2017年8月3日放送ドイツ発「チョコレートでやせる!?」の真実「美味しく食べて、やせられる」という一石二鳥で、世界的なブームになった「チョコレート・ダイエット」。実はドイツの2人のジャーナリストがでっち上げた「ウソの科学論文」がもとになっていた。彼らは...

ダイエットの勉強をすると、この上なく胡散臭いダイエット・・ダイエット方法とは呼べないものがけっこう存在します。

○○だけダイエット等、しっかりしたエビデンスがない(少ない)やつはすぐには信用しないほうが無難です。
※長期間・様々なエビデンスがある場合は除く

 

【良いとは思います。】と【初心者向けではないです。】は、全体の記事書きが一段落したらそれぞれ記事を書きます。

【どうでしょう?】は保留中というか、現時点では私やろうとは考えてないor調査不十分です。
【減量ではなく増量です】は気が向いたら記事書きます。

 

以上で

ダイエットにおける食事のポイントは、

・どのダイエット方法で(PFCバランス)
・いつ(摂取する時間・回数)
・何を(摂取する食材・栄養素)

食べるかが重要です。


・どのダイエット方法で食事するのか(PFCバランス)
についての説明は終わりです。

わかりましたでしょうか?
わからなかったら日を改めてまた読んでみるか、コメントで質問してください。

 

次は
・いつ(摂取する時間・回数)
について説明します。

ここまでお疲れ様でした!

 

いつ食べるのか(摂取する時間・回数)

ダイエットにフォーカスすると、いつ食事するのか・何回食事するのか等が減量に対して少なからず影響します。

私は夜1食のみで日中はほぼ何も食べません。
このような食事の摂り方はダイエット的には良くないです。

私としては人生ダイエットが最重要ではないので、諸々理解した上で夜1食&お酒飲んでます。
※最近はお酒飲む日も減りました。ダイエット3回目のレビュー記事の最後らへんに書きます。

 

話を戻して、摂取する時間・回数に関して知っておくべき考え方をいくつか書きます。

●スモールミール(少量多食)
●1日3回朝昼晩食べる必要があるのか
●朝昼番の食事の比率は?
●夜食べ過ぎは太る?

が主な項目です。

スモールミール(少量多食)とは?

ダイエット中の食事方法でスモールミール(少量多食)という考え方があります。

例えば、3年前に私がダイエットをスタートした時の身体データ

性別身長(cm)体重(kg)年齢
男性
172
74.5
46

の場合でマクロ管理法による減量時の総摂取カロリーは1755 kcalなんですが、これを今の私みたいに夜1回で1755 kcalを摂取するのではなく、1日4・5回に分けて1日トータルで1755 kcalを摂取するようにします。

少量ずつ何回も食べる(多食)というわけです。

詳細は別記事で書きますが、1日1食で1755 kcalを摂取するよりも、1日4・5回に分けて合計で1755 kcalを摂取するほうが、痩せやすい(太りにくい)&体に良いです。

回数多くして何でもかんでも食べるのではなく、マクロ管理法によるPFCバランスで算出された総摂取カロリーを1日4・5回に分けて摂取します。

 

私みたいに夜1回で摂取するのではなく、1日4・5回に分けて摂取することで

・基礎代謝量が落ちるのを防ぐ(空腹時間が長く続くと筋肉の分解が進みます)
・食事誘発性代謝が増える※1
・こまめに摂取することで脳みそが『脂肪をあまり蓄えなくても大丈夫!』と判断し、脂肪が付きづらい体質になる
・食後高血糖・血糖値スパイクの防止※あとで別記事を書きます。

※1 総エネルギー消費量 = 基礎代謝量(60%) + 食事誘発性熱産生(10%) + 身体活動量(30%)、これの食事誘発性熱産生が食事誘発性代謝のことです。

 

私は1回目のダイエットの時にこれを知りましたが、考えた上で夜1食にしました。
それでも痩せることはできましたが、40代は昔と違って工夫しないと痩せづらいのは事実なので、良い子の皆さんはきちんと1日複数回に分けて食事をしましょう!

スモールミールのポイントは、細かく言えば
・たんぱく質の摂取量を増やす
・低GI値の糖質を摂取する
とかありますが、これはスモールミールに限ったことではないので、あとで詳しく別記事で書きます。

私は低体温(平熱が35.7℃とか)ですが、スモールミールを実践している人は代謝が活発なので体温は高めな人が多いはずです。

1日3回朝昼晩食べる必要があるのか

結論を先に書くと、別に朝昼晩必ず食べる必要はありません。

日本では1935年(昭和10年)に国立栄養研究所の佐伯矩医学博士が一日三食を提唱したのが始まりとも言われていますが、古くは江戸時代が最初みたいです。
ページが見つかりませんでした |

現在は人それぞれライフスタイルが異なるので必ず朝昼晩3食食べる必要はありません。

1日1食より1日複数回に分けて摂取したほうが痩せやすいです。

 

朝食を食べない場合は、白湯を飲むなどして冷えた体内を温めればOKです。

何回食べるかよりも、マクロ管理法によるPFCバランスで算出された総摂取カロリーを守るほうが重要です。

朝昼番の食事の比率は?

朝食べる・食べないは置いといて、朝昼晩食べるならその比率はどうすれば?と思いますよね。
その説明をします。
説明って言うほど複雑ではないですけど。

ダイエットにフォーカスして一般論で言うと、摂取するカロリーは

朝昼:日中は多め
夜:少なめ

が良いです。

まず、夜は、基本的にはあとは寝るだけです。
なので、私みたいに夜1食で超たくさん食べても、あとは寝るだけなので太る要因になりやすいです。
夜ご飯食べた後に普通そんなに運動しないですよね。

一方、朝食べるかどうかは別にして、朝昼の食事は日中の活動で消費されます。
なので、朝昼の食事はカロリー多めにしても消費されるので脂肪に回りにくいです。

はい、これもわかった上で私は夜1食にし(ry

夜1食ではなく、日中の摂取量を多くして夜は少なくしたほうがダイエットに成功しやすいです!

当たり前ですが、朝昼の食事を多くしても朝昼ずっと寝っ転がているのはダメですw
日中の仕事や家事で活動するからカロリー消費される、という理屈です。

色々なサイトを見てみると、朝昼晩の食事量の比率は3:4:3あるいは3:5:2が良いという説明が多いです。

夜食べ過ぎは太る?

一般論で言うと、夜食べすぎると太ります。
『朝昼番の食事の比率は?』の箇所の説明でわかりますよね?

 

以上で

ダイエットにおける食事のポイントは、

・どのダイエット方法で(PFCバランス)
・いつ(摂取する時間・回数)
・何を(摂取する食材・栄養素)

食べるかが重要です。


・いつ食事するのか(摂取する時間・回数)
についての説明は終わりです。
この項目のそれぞれについても後で詳しい記事を書きます。

次は最後の3つ目
・何を(摂取する食材・栄養素)
について説明します、といってもトップページでは軽く触れるだけです。

 

何を食べるのか(摂取する食材・栄養素)

この項目については内容が細かすぎるのであとで別記事を書きますが、大まかに言うと

・いろいろな食材から摂取する。
・たんぱく質の摂取量を増やす。
・低GI値の糖質を摂取する。
・サプリはあくまで補助です。

例えばケトジェニックダイエットでお肉を摂取するからと言って、サーロインだけしか食べないのではなく、今日はサーロイン・明日は豚ロース・・・というように、同じ脂質でも色々な食材から脂質を摂取したほうが良いです。
サーロインにも豚ロースにも脂質以外の栄養素が入っています。

単調な食材ばかり摂取しているとマクロ管理法によるPFC計算には出てこない様々な栄養素が不足する可能性もあります。

だからといって、サプリで全て補うのはちょっと違います。
サプリはあくまで補助食品、完全栄養食なサプリが発売されたとしてもサプリのみで完結する食事はたぶん体に良くないです。

なんとなくわかりますよね?

 

たんぱく質の摂取量を増やすのは、ダイエットで必ず筋肉量が減るのでそれをできるだけ回避するためです。
あとで別記事で詳しく書きます。

 

低GI値の糖質を摂取するというのは、特に低糖質ダイエットの時に重要なんですが、低GI値の話をするとインスリンとか他の話も出てきて非常に長くなるので、あとで別記事で詳しく書きます。

 

以上で

40代が本気でダイエットに取り組んでダイエットに成功するためには、注意する要素というかポイントというかが4つあります。

食事
運動
睡眠
ストレス

の4項目です。

のうちの食事について

ダイエットにおける食事のポイントは、

・どのダイエット方法で(PFCバランス)
・いつ(摂取する時間・回数)
・何を(摂取する食材・栄養素)

食べるかが重要です。

の3つに関して、おおまかな解説が終了しました。
各項目の詳しい説明は、あとで別記事で書きます。

 

食事・運動・睡眠・ストレスの4つのうち、食事についてがダイエットが成功するための6・7割を占めますので、残りの運動・睡眠・ストレスに関しての知識はそんなに多くは必要ありません。

食事について、特に色々なダイエット方法についてはわかりましたでしょうか?
わからなかったら日を改めて何度も読んでみるか、それでもわからなかったらコメントで質問してください。

ここまでお疲れ様でした!

 

次の運動の説明の前に、チートデイについて解説します。

★チートデイで停滞期を脱出する

停滞期に入ってしまったらチートデイで脱出するのが手っ取り早いです。

チートデイとは、飢餓状態ではないと脳を騙すため、一定のルールに従って食べまくる日を設けることです。
少し多く食べる程度ではなく、超たくさん食べる感じです。

減量時に停滞する前に摂取していたカロリーと比べて、1日だけ大幅に摂取カロリーを増やすことで、減量で低下した代謝を回復させるのが主な目的です。
ストレス解消の意味合いもあります。

 

ただし、いくつかルールがあります。

●チートデイの間隔
体脂肪率が
25%以上:必要なし
20~25%:2週間に1回
15~20%:10日に1回
10~15%:1週間に1回
10%未満:4日に1回

●チートデイの際の摂取カロリー
色々な計算方式があり、
・体重 × 40~45kcal
・基礎代謝量 × 3~4kcal
・総摂取カロリー × 2kcal
・総摂取カロリー + 2500~3500kcal
このうちのどれか

ということなんですが、

 

3年前に私がダイエットをスタートした時の身体データ

性別身長(cm)体重(kg)年齢
男性
172
74.5
46

の場合でマクロ管理法によるPFCバランスおよびBMI・体脂肪率は

基礎代謝量総摂取カロリーBMI体脂肪率
1595kcal
1755kcal
25.2
23.2%
P(g)F(g)C(g)P(%)F(%)C(%)
149g
49g
180g
39%
13%
48%

の場合で

・体重74.5 × 45kcal = 3352kcal
・基礎代謝量1595 × 4kcal = 6380kcal
・総摂取カロリー1755 × 2kcal = 3510kcal
・総摂取カロリー1755 + 3500kcal = 5255kcal

2週間に1回チートデイを入れて、その日の摂取カロリーは3352~6380kcalです。
けっこうな量を食べないと無理ですよね。

私は大雑把なので、
・1・2週間に1日必ずチートデイを挟む
・その間に無性に食べなくったらその日をチートデイにする
・チートデイの日に食べる量・カロリーは適当、食べたいものを食べたいだけ食べる
という感じでした。

 

チートデイで重要なことは、”一般的には”2日連続チートデイにしないことです。
”一般的には”です。

チートデイとは、減量で摂取カロリーを抑えていたことが原因で脂肪燃焼を促進するレプチン・甲状腺ホルモン等の代謝機能が低下したことを回復させるために、一時的に大幅に摂取カロリーを増やすことで代謝機能を改善するのが目的です。
ですがダイエット・減量をする人の年齢・体型・性別等は様々で、チートデイを1日取り入れたからといって代謝機能が1日では回復しない人もいます。
また、上記私の例の3352~6380kcalを1日で摂取できない人もいると思います。

色々調べてみると、そういう場合に限ってはチートデイを1日ではなく2日連続に分けても大丈夫、という意見もありました。

このページの上のほうの
余剰カロリーがすぐに脂肪になるわけではありません。
の箇所でも書きましたが、

食べ過ぎたことで生じた余剰カロリーですが、すぐに脂肪になって太るわけではありません。



つまり、

食べすぎてもその後48時間以内にどうにかすれば『なかったこと』にできます!

※上記箇所でも細かい説明はだいぶ端折ってます。

 

チートデイは基本的には1日限定、1日じゃ無理な人は2日連続でもOKかも、でもなるべく1日限定で!

ケトジェニックダイエット中のチートデイでも糖質を大量摂取します。
ケトジェニックダイエット中の人は、チートデイに糖質をたくさん摂取すると一旦ケトーシスが解除されます。
再度ケトーシスに入るのに時間がかかる人は、チートデイでは糖質はできるだけ増やさず



と言いたいところですが、それは間違いです。

チートデイは、低下した代謝機能を復活させるのが主な目的です。
ケトジェニックダイエットでは、糖質優先の体内システムから脂肪優先の体内システム(ケトーシス)に変更させたわけですが、やはりある程度の減量期間が経過すると代謝機能が低下してきます。
その低下した代謝機能を復活させるのがチートデイの役割なので、ケトジェニックダイエット中のチートデイでも糖質を大量摂取します。

・体重 x 6g の糖質を摂取する
・難しい場合2日間続ける
・脂質やタンパク質は摂取しない

当然一度ケトーシスが解除されますので、ケトーシスに入るまでの期間が長い人はご注意ください。

 

★ここまでのまとめ【食事】★

【食事】に関してのまとめです。

 

40代が本気でダイエットに取り組んでダイエットに成功するためには、注意する要素というかポイントというかが4つあります。

食事
運動
睡眠
ストレス

の4項目です。

この4項目はそれぞれ密接に関連があり、どれか1つだけ完璧にしてもたぶんダイエットうまくいかないか、ダイエットを継続するのがキツいです。

それより、4項目全てを要点だけ抑えて適当に手抜きしつつダイエットしたほうが気分的にも楽ちんですし、案外うまくいきます。

 

ダイエット方法の種類によってたんぱく質・糖質・脂質の摂取目安が異なりますので、上記PFCバランス内でたんぱく質・糖質・脂質の調整します。

例えば、低糖質ダイエットでは糖質の量を抑える必要があるので、上記PFCバランスでの糖質の量を減らしたぶんをたんぱく質あるいは脂質に振り分け、トータルの総摂取カロリーが同じくらいになるように調整します。

超低カロリーダイエット(VLCD)はしっかりしたダイエット知識がないと栄養失調になるので、チャレンジする場合はこのサイトに書いてあるもの全て一通り読んでからにしてください。

注意点さえ気をつければ、超低カロリーダイエットでも栄養失調にならずに減量可能※1ですが、40代では若い頃ほど無理は通用しませんので気をつけてください!

超低カロリーダイエットをやるなら全ページ読んでから、でお願いします。

 

ダイエットにおける食事のポイントは、

・どのダイエット方法で(PFCバランス)
・いつ(摂取する時間・回数)
・何を(摂取する食材・栄養素)

食べるかが重要です。
※順番がややおかしいですが重要な順に書きました。

 

たんぱく質・・・筋肉・臓器・肌・髪・爪を作ったり、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作る。

脂質・・・栄養の吸収・運搬、細胞膜・脳神経組織・ホルモン・遺伝子の材料、体温の調節、(n-3系脂肪酸は)血栓・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・アレルギーの予防になります。

糖質・・・素早くエネルギー供給するために使われる。

 

ダイエットしてない普段・・・まずは糖質からエネルギー確保、足りないエネルギーは脂肪を分解して確保(時間がかかる)、余ったぶんは脂肪になる

低糖質ダイエット・・・まずは糖質からエネルギー確保、足りないエネルギーは脂肪を分解して確保(時間がかかる)、マクロ管理法によるPFCバランス(減量)に従っていれば余る脂肪はほとんどないので痩せる

ケトジェニックダイエット・・・糖質が超足りないので、体内のエネルギー確保システムが糖質優先システムからケトン体を優先するシステムにチェンジする、というかチェンジさせるのが目的

 

低糖質ダイエット(糖質制限ダイエット)

糖質を1日70~130gに抑え、そのぶんたんぱく質・脂質の摂取量を増やす。
・マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。
・基礎代謝量を下回らないように注意する。

注意点
・無理をしない。
・糖質の量をゼロにしない。
・低糖質ダイエットだけを何ヶ月も続けない。
・甲状腺機能が低下あるいは副腎疲労が悪化する人もいる。
・痩せ型の女性は注意が必要かも。
ケトジェニックダイエット

糖質を1日30〜60gに抑え、そのぶん脂質を多く摂取する。※脂質65~85%
・総摂取カロリーは厳守ではないです。
※私の推奨ですが、マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。

・基礎代謝量を下回らないように注意する。
※ケトジェニックダイエットでは基礎代謝量を下回ることはないと思います。

注意点
・ケトン臭に気をつける
・営業職・立ち仕事・重労働の人は注意
・食費が高くなりがち
・飽和脂肪酸・トランス脂肪酸の摂り過ぎに注意する
・MCTオイルはお好みで!
低脂質ダイエット
・たんぱく質30~40%・脂質を10~20%・糖質40~60%
・マクロ管理法によるPFC計算で算出した総摂取カロリーを目安にする。
・基礎代謝量を下回らないように注意する。

注意点
・脂質の摂取量をゼロにしない
・コンビニ・外食を利用するなら、PFCの数値を確認した上で利用する

 

私みたいに夜1回で摂取するのではなく、1日4・5回に分けて摂取することで

・基礎代謝量が落ちるのを防ぐ(空腹時間が長く続くと筋肉の分解が進みます)
・食事誘発性代謝が増える※1
・こまめに摂取することで脳みそが『脂肪をあまり蓄えなくても大丈夫!』と判断し、脂肪が付きづらい体質になる
・食後高血糖・血糖値スパイクの防止※あとで別記事を書きます。

※1 総エネルギー消費量 = 基礎代謝量(60%) + 食事誘発性熱産生(10%) + 身体活動量(30%)、これの食事誘発性熱産生が食事誘発性代謝のことです。

 

ダイエットにフォーカスして一般論で言うと、摂取するカロリーは

朝昼:日中は多め
夜:少なめ

が良いです。

・いろいろな食材から摂取する。
・たんぱく質の摂取量を増やす。
・低GI値の糖質を摂取する。
・サプリはあくまで補助です。
チートデイ

●チートデイの間隔
体脂肪率が
25%以上:必要なし
20~25%:2週間に1回
15~20%:10日に1回
10~15%:1週間に1回
10%未満:4日に1回

●チートデイの際の摂取カロリー
色々な計算方式があり、
・体重 × 40~45kcal
・基礎代謝量 × 3~4kcal
・総摂取カロリー × 2kcal
・総摂取カロリー + 2500~3500kcal
このうちのどれか

チートデイは基本的には1日限定、1日じゃ無理な人は2日連続でもOKかも、でもなるべく1日限定で!

ケトジェニックダイエット中のチートデイでも糖質を大量摂取します。
ケトジェニックダイエット中の人は、チートデイに糖質をたくさん摂取すると一旦ケトーシスが解除されます。
再度ケトーシスに入るのに時間がかかる人は、チートデイでは糖質はできるだけ増やさず



と言いたいところですが、それは間違いです。

チートデイは、低下した代謝機能を復活させるのが主な目的です。
ケトジェニックダイエットでは、糖質優先の体内システムから脂肪優先の体内システム(ケトーシス)に変更させたわけですが、やはりある程度の減量期間が経過すると代謝機能が低下してきます。
その低下した代謝機能を復活させるのがチートデイの役割なので、ケトジェニックダイエット中のチートデイでも糖質を大量摂取します。

・体重 x 6g の糖質を摂取する
・難しい場合2日間続ける
・脂質やタンパク質は摂取しない

当然一度ケトーシスが解除されますので、ケトーシスに入るまでの期間が長い人はご注意ください。

 

さて、運動・睡眠・ストレスはダイジェストとしてはそんなに多くないので、トップページでの解説も残り僅かです。
あと少しなので、頑張ってください!

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